日本時間の21日、米国で行われたWBC準決勝で、侍ジャパンがメキシコ代表に逆転勝利し、決勝進出を果たしました。

日本はメキシコに先制を許す苦しい展開で、1点を追い9回裏の攻撃を迎えます。

まず先頭・大谷翔平選手が二塁打で出塁。吉田正尚選手が四球でつなぐと、村上宗隆選手がフェンス直撃の劇的サヨナラ2点タイムリーヒットを放ち、6対5で勝利しました。

これで日本は決勝進出を果たし、悲願の世界一へ、残り1勝です。

侍ジャパンの活躍を受け、バッティングセンターでは客が急増しています。


小林健和キャスター

「WBCに負けず劣らずの熱気が伝わってきます。こちらのバッティングセンターでは、こどもから大人まで幅広い世代の方がバッティングを楽しんでいます」

鳥取県米子市の温泉街にある「皆生バッティングセンター」。

準決勝試合終了直後に訪れると、時折雨が降る中にも関わらず、多くの客が快音を響かせていました。

WBC準々決勝、日本対イタリア戦以降、急激に客が増えたといいます。

皆生バッティングセンター 松本至弘さん

「先週金曜日はほんとにびっくりして、普段の倍くらいのお客様が、特に子どもや女性など普段来られないようなお客様の顔も見られたような感じでした」