春の訪れを告げる話題です。米子市で冬を過ごしたコハクチョウがロシア北極海沿岸に帰る「北帰行」が、3日、今シーズン初めて確認されました。
3日、午前7時40分、米子水鳥公園の神谷要館長が園内から飛び立ったコハクチョウの群れ26羽が北東へ飛び去るのを確認しました。群れは一旦、中海上空へ出たあと、大山を横切り、日本海の方へ向かっていったということです。
今シーズンの北帰行の初確認は去年より、19日遅く、3月に入ってからの確認は平成9年以来となります。
コハクチョウの北への旅立ちはこれから3月中ごろまで続くとみられます。