藤井王将に羽生九段が挑む将棋界夢の一戦、「王将戦七番勝負」第5局が、25日、島根県大田市で始まり、大盤解説会には大勢の将棋ファンが集まりました。
藤井聡太王将が「王将」初防衛に今度こそ王手をかけるのか。羽生善治九段の挑戦を受ける王将戦七番勝負第5局、注目の一戦です。
藤井王将は前夜祭で
「シリーズも後半、より一層集中力を高めて良い将棋が指せるよう全力を尽くしたい。」と話しました。
藤井王将の「王将」初防衛なるか、それとも羽生九段のタイトル通算100期という前人未到の偉業達成か?正に黄金カードの戦いは、午前9時、大田市の国民宿舎さんべ荘で藤井王将の先手で始まりました。
先に4勝した方がタイトルを獲得。これまで双方2勝2敗のため、今回勝った方が
タイトルに王手をかけることになります。
羽生九段も前夜祭で
「持っている力を出し切って皆様に楽しんで頂けるよう全力を尽くして行きたい。」と話しました。
歴史に残る一戦の勝負メシは藤井王将が「大あなご重」。
羽生九段が「そば三昧」を選びました。
第5局は午後6時すぎ、羽生九段が「封じ手」をし、決着は26日夕方以降になる見込みです。