ロシアによるウクライナ侵攻から24日で1年。
日々伝えられるウクライナの惨状。山陰からも支援の輪を広げようと、様々な活動が行われています。
アクセサリー作家 小豆澤美穂さん
「寄付をしたいけれどもどこにどんな風にしたらよいか分からないという声がものすごくあった。みんな同じ思いでいるというのが凄くわかった」
島根県松江市在住でアクセサリー作家の小豆澤美穂さん。
侵攻直後から支援活動としてウクライナの国旗をモチーフにしたブローチを制作。1個500円で販売してきました。
アクセサリー作家 小豆澤美穂さん
「募金をすることも大切だが、ウクライナで起こっていることを忘れないように、ブローチをつけることによって皆さんが気持ちを1つにする(ことが大事)」
小豆澤さんは、ブローチを通して戦争の現実を共有してもらい支援の輪を広げてきました。
ブローチを置く店の店員
「(着けているのは?)一番最初に作った一作目みたいで。店のSNSで発信すると来てくれたりする」
多い時には山陰両県30店舗ほどの店が協力。
これまで1500個を販売し、売り上げた75万円余りをユニセフと日本赤十字社を通じて全額寄付してきました。
そして、終わりが来ると信じ、小豆澤さんはほぼ毎日ブローチを作り続けています。
アクセサリー作家 小豆澤美穂さん
「1年も経ってしまったこの時にもう一度支援の仕方も見直し、戦争、平和って何だろうと考え直さなきゃいけない。むしろ1年経って気持ちは強く思っています」
終わりのみえない戦争。
小豆澤さんは、今後もブローチの販売を行い支援を続けていきたいとしています。