島根県飯南町が走らせている自動運転の電気自動車「い~にゃん号」が、車検切れのまま運行していたことが分かりました。

飯南町の「い~にゃん号」は中山間地域の新たな移動手段として、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム事業を使い導入されました。

町役場や住宅街などを周回するルートで、2021年に本格運行を開始。

内閣府の事業が終わることから、町の所有に変更しようと、20日に車検証を確認したところ、11日前に車検が切れていたことに気付きました。

車検切れ運行は1日だけで、この日は7便運行しましたが、この間の乗客は0人でした。その後、運行を停止していて、再開のめどは立っていません。

メーカーからの借り上げだったため町の車両管理台帳に載っておらず、車検証の確認をしていなかったということです。