鳥取県鳥取市気高町の池で採取した水から、新たに高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出され、鳥取県は野鳥の監視の強化など対策を進めています。

高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは、12月20日に鳥取市気高町日光の池で採取した水で、20検体中1検体で検出されました。

これを受けて鳥取県は、採取地点の周囲10キロを重点区域として野鳥の監視を強化し、区域内にある養鶏場に立ち入り検査を実施するとともに、渡り鳥が多く飛来する県内の湖や池、川の水の調査を進めることにしています。

今回は野鳥の鳥インフルエンザですが、鳥取県内では先月、鳥取市内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認され、11万羽のニワトリが殺処分されました。