4月16日、鳥取県の大山で行われた、ちょっと変わったレース。
参加者全員が「ティラノサウルス」の着ぐるみを着て”かけっこ”です。


「位置について、よーいどん!」

4月16日、鳥取県大山町の泊まれる芝畑「トマシバ」には10体を超えるティラノサウルスたちが全力ダッシュする驚きの光景が!
これはいったい・・・。

ティラノサウルスレース大山 川本直樹さん
「奥に見えている一番奥のカラーコーンから一番手前のカラーコーンまでを走り切る。
芝・70メートル走。」

ティラノサウルスレース大山。
参加者は指定されたティラノサウルスの着ぐるみを購入するのが条件で、大人の成獣の部と
子どもの幼獣の部があり、全国から約100人が集まりました。
主催者によると、おそらく日本では初めての開催ではないかとのこと。

ティラノサウルスレース大山 川本 直樹さん
「コロナでいろんなイベントが中止になったりして、みんな元気を発散する場所が足りないんじゃないかなと思っていて、そういう場所を自分たちで作れたらいいなと思って、
元気といえばティラノサウルスかなと思って企画した」

一斉にティラノたちがスタートする様子は、まさに競馬ならぬ競竜!

幼獣の部では、小さなティラノたちが懸命に走る姿も!

参加者
「楽しかった」

成獣の部(メス)優勝 バキバキサウルス 
「1位でした。またあったら是非出たい」

成獣の部オス・メスの優勝者には、それぞれ、イノシシの肉や大山産の白ネギなどが
贈られました。

また会場には、色違いのティラノに、ギターを弾きながら歩くティラノ、さらに集団で
ラジオ体操をするティラノなど、千差万別なティラノたちで会場は大いににぎわいました。

そして、小林健和キャスターも「コバノドン」として参戦。
懸命に走った小林キャスターでしたが、結果は14体中8位。
惜しくも決勝進出はなりませんでした。

コバノドンこと小林健和キャスター
「めっちゃ疲れました。70メートルとは全然思えない。順位は気にしているものの、
小学校時代のなにも考えずにみんなと一緒にかけっこするようなあんな楽しい気持ちを
思い出せたような気がします。楽しかったです。」

ティラノサウルスレース大山 川本直樹さん
「こういうの好きなんだなという感じというか、面白いだろうと思って始めたけど、やっぱり同じように考えている人は多いし、ほかにもいっぱいると思った。」

主催者は、第2回の開催も考えているということです。
太古の恐竜たちが復活したこの日の大山。
次なる火ぶたはいつどこで切られるのでしょうか?