島根県は飲酒運転とスピード違反で検挙された職員2人を12日付けで懲戒免職と減給の処分にしました。

懲戒免職になったのは、土木部県央県土整備事務所大田事業所の男性係長(55)です。

今年5月2日に休みを取って広島市に行き、飲食店2軒でジョッキ4杯のビールなどを飲んだあと仮眠。

翌日未明に自家用車を運転して島根に帰る途中警察官の職務質問を受け、酒気帯び運転で検挙されました。

係長は2011年にも同じ理由で停職になっていて、「地元で用事があり早く帰ろうと運転した。同じようなことを2回やってしまい弁解できるものではない」と話しているということです。

また今年6月に、島根県雲南市内の松江道で自家用車を運転中、制限速度を50キロ超えてパトカーに検挙され、免許停止処分と罰金の略式命令を受けた本庁勤務の主任級の男性職員(46)が減給10分の1、1か月の処分を受けました。

県は服務規律の確保について徹底を図るとしています。