28日、島根県江津市は市内の医療機関で、新型コロナワクチンを保存していた冷蔵庫内の温度が上昇し、ファイザー社のワクチン、198人分を廃棄する事案が発生したと発表しました。

江津市によると11月25日の朝、冷蔵庫の異常を知らせるブザーが鳴っていることに気づき、温度管理状況を確認したところ、深夜1時以降に温度が上昇していたとのことです。

冷蔵庫は通電したままで温度が上昇していて、故障とみられています。

ワクチンは常温でも24時間以内であれば接種可能ですが、当日は対象者がおらず廃棄することになりました。

市では冷蔵庫を新しいものと入れ替え、各医療機関に点検を徹底するよう周知しました。