賃金向上担当を兼務する赤沢亮正経済再生担当大臣は、25日までに23の道と県の審議会で、中央最低賃金審議会の目安を超える最低賃金引き上げの答申があったとし、この結果を歓迎するなどと述べました。

赤沢亮正 経済再生担当大臣
「私自身は現行憲法下で初のですね、賃金向上担当大臣ということでありますので、この最低賃金の引き上げについてはもう並々ならぬ力の入れ方でやらせていただきたいと思っているものでありまして…」

26日の閣議後の会見で、最低賃金について問われた赤沢大臣。

石破政権は、最低賃金について、2020年代に全国平均1500円という目標を掲げていて、中小企業、小規模事業者の賃上げ原資確保のため、価格転嫁や取引適正化の徹底、生産性の向上といった経営基盤の強化などの施策を講じています。