気分はジェダイの騎士。フォースが使えなくても楽しめる、次世代のデジタルスポーツが山陰にやってきました。
その名も「SASSEN」。IT技術を使い、現代のサムライを目指します。
薄井靖代キャスター
「この青く光る刀を使って戦います」
まるで、スターウォーズのライトセーバーのよう。
試合の様子は、さながらSF映画です。

侍の真剣勝負を現代に再現しようと誕生した、IT技術を使ったデジタルスポーツ「SASSEN(サッセン)」です。
センサーが内蔵された刀を使い、1対1で戦う、言わば「デジタルチャンバラ」。
2018年に福岡で誕生しました。
SASSEN 出雲支部 金山誠 代表
「人口減少と高齢化率が高い島根県、山陰も含めて生涯スポーツとして小さいお子さんからご高齢の方まで幅広く手軽なスポーツをしていただいて、健康増進に励んでいただきたいと思います」
2022年8月に全国で5番目、中国地方で初めて、島根県・出雲支部が設立されました。
また、支部オリジナルのキャラクターやロゴも作り、Z世代といわれる若い層にもアピールしています。

SASSENに必要な道具は2つ。勝負の判定に使う専用のアプリと、SASSEN刀と呼ばれる発泡ポリエチレン製の刀です。
薄井靖代キャスター
「中にはLEDライトが搭載されていて、通常は青色ですが、振ると緑に。そして当たると赤に変わります」
1試合は60秒。試合中に刀を振れる回数は5回までと決まっていて、刀が当たると1本。2本先取で勝利です。