記者)「かなりの手ごたえがあった?」
江角さん)「ありましたね。はい350グラムですからね、これはもう結構(竿を)引きます。」
記者)「これは大きいぞと。」
江角さん)「うん、大きいぞ。それはもう分かりました。(夜なので)2、3メートル位まで来ませんと、ライトで照らしても黄色というものがバーンと開いて来ん(見えない)ですね、照明に映って来んですわ。だからそこに来た時におっ!ちゃな感じなんですね。これはもう絶対逃がしちゃいかんと。」

一生に1回会えるかどうかの獲物だと気付いた江角さんは、リールを慎重に回し、無事、釣り上げに成功したとのこと。

おととし飯南町のダム湖で見付かった日本最大級のウナギを今も飼育している出雲市の宍道湖自然館ゴビウスによると、バナナウナギは何らかの原因で体の色が変化したと見られますが、夜行性の上、泥に潜って暮らしているので、バナナカラーが生き延びるのに不利かどうかはわからないということです。

珍しいバナナウナギ、江角さんは、育てたいという人がいれば譲ろうと考えているそうです。