旧暦の10月は、出雲地方では全国の神々が集まる「神在月」。11月3日夜、出雲大社の近くの海岸で、神様を迎える「神迎神事」が行われました。

出雲大社から西に約1キロの稲佐の浜。

かがり火に照らされる中、神職が祝詞をあげた後、神々を絹垣で覆い、神迎祭が執り行われる出雲大社まで導きました。

新型コロナのため、一般参列者を入れずに行われましたが、遠目からでも一目見ようと、砂浜には多くの人が集まっていました。

神迎神事見た人
「日本の神々が年に1度集まるところがとても感慨深い。来年に向けて良いご縁をつなげれたらなと思います。」

出雲大社では4日以降、神在祭や縁結大祭などが執り行われます。