女性の活躍する職場の一つですが、まだまだ全体の10%だといいます。20代の若手女性警察官を集めた研修会が3年ぶりに島根県警で開かれ、要人警護や職務質問の技術を学びました。
研修会には県内8つの警察署から警察官になって5年以内の女性警察官30人が参加しました。
相手の腕を取り制圧する訓練に続き、政治家の街頭演説を想定してカバン形の盾を広げ、すかさず要人を守り避難させる実践的な訓練を行いました。
参加した若手警察官
「安倍元総理の銃撃を受けての警護訓練は、やはり2年前と形が違って、とても勉強になりました。」
講師のベテラン女性警察官
「(職務質問などでは、女と見て)高圧的に来られたりということもありましたけど、そこは逆に女性だからこそ懐に入りやすいと言うか。積極的にともかく声をかけてもらいたいと。」
島根県警では、こうした研修会を通じ、女性警察官が一層活躍していくことを期待しています。