JR西日本のICOCAなど交通系ICカードが使える自動改札機が、15日、鳥取駅などに導入され、便利なICOCAエリアが鳥取県東部中部にも広がりました。

ICOCAなどICカードが新たに使えるようになったのは、JR山陰線の鳥取駅と倉吉駅の間で、鳥取駅と倉吉駅には切符も使える自動改札機、途中の8駅にはICカードだけの簡易改札機が導入されました。

15日朝は鳥取駅で記念のセレモニーが開かれ、関係者がテープカットをしてエリア拡大を祝いました。
そして4レーン導入された自動改札機の渡り初めが行われました。

JR西日本 金岡裕之山陰支社長
「ますます便利になります公共交通機関を皆様にご利用いただくことを期待しております。」

ICカードが使える自動改札機は、鳥取県内ではJR米子駅で2016年に導入されましたが、鳥取駅はJR西日本管内の県庁所在地では最後の整備となりました。

鳥取県は更に利便性を増すため、県内全ての路線バスでもICOCAなどが使えるよう予算案を計上しています。