列車の接近を知らせる警報機や自動遮断機が設置されていない踏切「第4種踏切」。去年、群馬県で4歳の女の子が列車にはねられ死亡するなど事故が発生しやすく、全国で廃止の動きが広がっています。
鳥取県内にある第4種踏切1か所も2月下旬に廃止予定となっています。廃止か存続か…地域住民の同意が得られるかが大きな課題となっています。

小崎純佳キャスター
「JR米子駅~境港駅を結ぶ境線沿線です。こちらの踏切のように、警報機や自動遮断機がない踏切が第4種踏切です。」
国土交通省によりますと、第4種踏切での事故発生頻度は、遮断機を備えた第1種踏切に比べて2倍弱となっていて、毎年死亡事故が発生しています。

2024年4月には、群馬県の第4種踏切で9歳の女の子が列車にはねられ死亡する事故も発生しています。