山陰地方では14日も気温が上昇し、真夏日を観測するところもありました。
続く残暑…、実りの秋にも暗い影を落としています。
鳥取県大山町のリンゴ狩り園。
キャスター 小崎純佳
「甘さがたっぷりで、このシャリ感がたまらないです。自分でとってすぐということもあり、さらに美味しく感じます」
しかし、このリンゴ狩り園を悩ましているのが残暑です。
ふなこしリンゴ狩園 舩越浩二さん
「病気が広がりやすかったりするので、実の病気葉っぱの病気に特に気を付けて管理をしています」
暑さによりリンゴが傷んでしまうと、病気になったり、実が割れてしまったりするため、早めに収穫するなどの対策をしています。
また、悩みは残暑だけではありません。
ふなこしリンゴ狩園 舩越浩二さん
「この時期は台風ですね。台風が1個できるたびに気が気でないというか、コースがどういうコースという。日本海出ると、ここは遠くても影響が出ますので、なかなかそこは気がかりです」
先週の台風11号により、全体の2割にあたる約5000個のリンゴが落下。
実を付けたまま、ぽっきり折れてしまった枝もありました。
まさに、一難去ってまた一難。
それでも、リンゴ狩りを楽しんでほしいと日々時間をかけて管理をしています。
ふなこしリンゴ狩園 舩越浩二さん
「新鮮なものを直にとって食べていただいて、秋の味覚を満喫していただけたらと思います」