島根県の丸山達也知事は10日の定例記者会見で、総選挙の公約に与野党各党が最低賃金を1500円に引き上げるとしていることについて、政府の仕事はそれが出来る環境を整えることだと注文しました。

島根県 丸山達也 知事
「最低賃金の引上げっていうのは、政治の公約としては恥ずかしい公約。他人のふんどしで相撲をとる。」

15日に公示される総選挙では自民党、公明党の与党のほか立憲民主党やれいわ新選組、社民党といった野党各党も内容に違いはあるものの、最低賃金を1500円にするとしています。

丸山知事は「目指す方向は正しい」と評価しながらも政府は号令を出すだけでお金を工面するわけではない。強制的に原資を出すことになる中小企業がその代わりに倒産しかねないと疑問を呈しました。

島根県 丸山達也 知事
「1500円に上げるっていうんだったら、1500円に上げるために、やんなきゃいけないことをちゃんと実現する、こうやって実現するっていう具体的な道筋を世に問うて頂きたい。」

そして大企業との取引価格見直しなど、中小企業が賃金を引き上げられる環境を作っていくのが国の政策だと指摘しました。