野外で開かれるイベントの楽しみのひとつは「食」。
最近は屋台だけでなく、本格的な味が楽しめるキッチンカーが増えてきました。
味も、店の個性も様々な、キッチンカーを取材しました。
岩を積み上げたダムに響く心地良い音楽。鳥取県鳥取市国府町の殿ダムで15日に開かれた「野外音楽祭」です。
音楽を楽しむのはもちろん、もうひとつの食の楽しみのためにイベント会場にキッチンカーが大集合しました。
その数18台。
「お待たせしました、黒糖ミルクです。」
ピンクのキッチンカーでやってきた鳥取市の「姜茶(ジャンティー)」、
鍋からカップに入れるのはタピオカです。
軽自動車ベースの車内は広いとは言えませんが、機能的に道具を並べておいしい味をすぐ出してくれます。
トラックベースのキッチンカーは、メロンパンの「ラパン・ブラン」です。
なんと車内にオーブンがしつらえられていて、その場で焼きたてのパンが提供できます。
18台ものキッチンカーが集まるのは鳥取県東部では珍しいこと。
NPO法人鳥取誠之会が仲間に声を掛けて実現しました。
NPO法人鳥取誠之会 渡邊芳美副代表
「個性的な店づくりができる、カラーリングであったり、商品アイテムも、それぞれの個性が出しやすいのがキッチンカーの最大の魅力であって、あと車1台でどこにでも行って、そこで出店できるというのが最大の魅力だと思います。」