東京五輪ボクシング女子フェザー級の金メダリスト入江聖奈選手が2日、東京農工大学大学院への入学試験に合格しました。
入江選手はBSSの取材に対し「私は日体大で、専門外からの受験で不安もありましたが、勉強した成果が結果に現れてすごくうれしいです」とコメントしています。

入江聖奈選手は鳥取県米子市出身。
11月に行われる全日本選手権でボクシングは引退予定としていて、その後は、大好きな「カエル」の研究をするため、大学院への進学を希望。東京農工大学大学院の入学試験を受けていました。

入江選手は現在は夏休みの帰省中。
1日には島根県松江市にある久具谷社を参拝しました。
この神社には、神話にも登場するヒキガエル「多邇具久乃命」が祭られています。

「カエルにとって素敵な世界でありますようにとお祈りしました。ボクシングは自分で頑張ります」と話した入江選手。
集大成となる全日本選手権のあとは、カエルにとって素敵な世界の実現を目指し、研究者の道への扉を開きます。