混ぜ込んだ原料をプレス機にかけると、そうめん状の線香が。
貴子さん、それを手際よく切り取っていきます。

最後は、線香がくっついたり重なったりしないよう整える「生つけ」と呼ばれる作業。
こちらは貴子さんの娘2人が行います。

形を整え10日ほど乾燥させれば、「杉葉線香」の完成。
杉の爽やかな香りは部屋や服に残りにくく、吸い込んでも喉が痛くなりにくいと評判です。
一時は文字通り風前の灯となった内田線香店。
3年前、応援してくれた人達に恩返ししたいという思いで走り続けてきた貴子さんに、これからの事を聞いてみると…