村上の「食」と「木」が響き合う食卓

森から切り出され、職人の手で形を変えた木は、村上の街の新しい魅力とも結びつき始めています。

村上市の町屋通りにある、地元の食材を生かした飲食店「NIHACHI(にはち)」。ここで料理をのせて客席へ運ばれるお盆は、寺澤さんが地元の「いわふね杉」を使って手がけたものです。

村上牛や朝日豚、地元の水と土が育てた野菜。
村上の自然が育んだ食材を、同じ地域の森から生まれた杉のお盆が引き立てています。

料理を前にした客からは、「木のいい香りがする」「手触りがやさしくて落ち着く」といった声も聞かれるといいます。

ただ食事を味わうだけではなく、器や道具からも地域の自然を感じる。
村上の森と食が、食卓の上で静かにつながっています。