新潟県村上市中新保で水産加工品の製造を行っていた『エスケー食品』が5月29日付で事業を停止し、新潟地方裁判所の新発田支部へ自己破産を申請する予定であることが分かりました。負債は約5000万円だということです。
1988年に設立された『エスケー食品』は、主力の鮭の塩引き・みそ漬け・粕漬けなどのほかイカ・ズワイガニ・数の子などの水産加工品を、地元水産物卸売業者向けに製造販売を行っていました。
2015年には約4億8359万円の年売上高を計上していましたが、2017年以降は役員や従業員の退職が続き生産能力が低下。その後は新型コロナウイルス感染症の影響もあってホテル向けなどの受注が大幅に減少し、2025年の年売上高は約1億5467万円にとどまり、損益面も低調に推移していたもようです。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、近年は漁獲量が減少するなかで魚料理を食べるニーズも減り、国内の水産業全体の状況は以前よりも低調な傾向がみられるということです。そのようななかで原材料費の高騰も相まって、今後の業績回復が困難と判断したものとみられています。










