健康づくりやストレス解消にもおすすめの「ウォーキング」、正しい姿勢にスピード、知っているようで知らない基礎知識をお伝えします。

教えてもらうのは健康科学などが専門の新潟医療福祉大学 佐藤敏郎 教授です。
【新潟医療福祉大学 佐藤敏郎 教授】「今まで運動していなかった人が『よしやろう』で、いきなり走るのはちょっとおすすめできないと思うので、特に中高年には安全というところではやっぱり歩くのが一番だと思う」

と、いうことで、誰でもできるウォーキングのコツを伝授してもらいます。1つ目のポイントは、「スピードアップ」を意識すること。

【新潟医療福祉大学 佐藤敏郎 教授】「普通にぶらっと歩くと、こんな感じでお話しながら…これが普段の歩きです。ところが、もうちょっと強度を上げようとなれば今よりももう少し遠くに足を着く」

体全体に力を入れたり、ヒザを上げて行進のように歩いたりするのではなく、とにかく「足が遠くに着くこと」を心がけましょう。自ずとスピードが上がって強度が増していくそうです。

【記者】「お腹に力を入れようと意識しなくても入っちゃいますね」
【佐藤 教授】「そうなんですよ。スピードを上げると全然違いますよね」

2つ目のポイントは、「真っすぐな姿勢」です。

【新潟医療福祉大学 佐藤敏郎 教授】「胸を張りすぎると、すぐ反り腰になってしまって逆に腰に負担」

正しい姿勢は、真っすぐ立って下を向いたときに、自分の足が見えるかどうか。もし、見えなかったら反り腰になっているかもしれません。

腕は特別大きく振ることは意識せず、歩きやすい振りがベストだそうです。
歩く時間について、佐藤 教授のおすすめはおよそ30分間。ただ、一度に30分も時間をかけられないという人は朝と夕方15分ずつに分けても、十分効果を得られるということです。

新潟県が行った調査では、年代別に見た運動習慣がある人の割合は、30代が最も低くなっています。佐藤 教授は仕事と子育てを両立している人が多い世代で、運動する時間が確保できないのが理由と見ています。

【新潟医療福祉大学 佐藤敏郎 教授】「エスカレーター使わずに階段を使ったりとか、ちょっと遠くに車を停めて歩くとか、いろいろなことでの歩数・時間は稼げるので、そういう積み重ねが結局自分に返ってくると思ってもらったほうがいい」

運動はすぐには効果が出ませんが、健康寿命を伸ばすことにつながるはずです。手軽なウォーキングなど、体を動かしていきましょう。

その際、必ず水分補給は忘れずに。