新潟県の人口は207万人となり、減少数・減少率ともに過去最大となりました。
このペースで進むと3年後には200万人を割り込むことになります。

こうした中で、県内で唯一 人口が増加傾向なのが聖籠町です。
なぜ聖篭町だけ人口が増えているのでしょうか。

【聖籠町 総合政策課 小林 幸宏課長】
「東港工業地帯にある企業が雇用している外国人の労働者の数が、去年より増えているというのが一番の要因」

聖籠町によりますと、町に住民登録している外国人は今年3月末時点で387人と、去年2025年から61人増えています。ただ外国人実習生は短期間で帰国することが多く、定住にはつながらないといいます。

【聖籠町 総合政策課 小林 幸宏課長】
「企業と連携して、その従業員が住みやすいように。また地域に馴染んでもらえるような政策を考えていく必要がある」

要因の2つ目は「若者の住みやすさ」です。
聖籠町は新潟市へのアクセスが良いことに加え、子どもが生まれた家庭には、
第1子から3子までは5万円、第4子以降には10万円と「誕生祝い金」が
プレゼントされます。
さらに医療費の無償化は18歳まで拡大!
有料化が進むごみ袋を 全世帯に無料配布するなど子育て世代をターゲットに
独自の取り組みを行っています。

【聖籠町民】
「医療費は完全にゼロなので助かっています。出身は聖籠ですが、やっぱり住むなら聖籠町かなと思っています」

ではなぜ聖籠町は、充実した子育て支援を提供できるのでしょうか。

【BSNアナウンサー 高松みなみ】
「充実した子育て支援を実現できる主な財源となっているのが、東港にある火力発電所です」

東新潟火力発電所の固定資産税が主な財源となっていて、子育て支援や保育園運営などの予算が含まれる児童福祉費は、今年約23億円が充てられています。

【聖籠町 総合政策課 小林 幸宏課長】
「聖籠町が住みやすくて、子供を産み育てやすいというところで、出生率を上げていくというのが市町村、我々の自治体規模でできる政策という風に考えています」

子育て世代への支援も今後の市町村の人口増加への鍵となりそうです。