ただ、建物がある場所は万代の一等地。
2019年12月に地域のニーズを踏まえ、土地については国が所有権を持ったまま民間に貸し付けをすることで活用を図る『留保財産』に指定されました。

敷地の一部は、これまでコインパーキングとして活用されてきましたが、建物は13年間使用されてこなかったということです。

これについて街の人は…
「使われてないのはもったいない。中心地なのに」
「無駄、無駄だなと思いますね。意識すると」

こうした状況に新潟市は、2023年度から万代シテイ商店街振興組合や新潟商工会議所などと、この土地の利活用の方法を検討。

去年3月には、関東財務局に利活用に関する提案書を提出し、緑地を含むオープンスペースにカフェなどを併設した『にぎわい創出空間』を作ることや災害備蓄倉庫などの『防災機能を備えた施設』を提案しました。