改正児童福祉法が今年度から施行され、全国の市区町村で「こども家庭センター」設置が努力義務となりました。これまでの子育て支援機関とは異なる特徴があります。去年から設置されている新潟県 新発田市のセンターを取材しました。

新発田市にある豊浦地区公民館。出産後の健診でも使われているこの施設の中にあるのが「こども家庭センター」です。

【新発田市 こども課 沼澤貴子 課長】
「今までのいわゆる“センター”は遊びに来る所という目的で作られているんですけど、こども家庭センターの方は、児童虐待を未然に防ぐという目的がある」

妊娠から出産、子育てまで子育て世帯への総合的な支援を行う「こども家庭センター」。妊娠中の母親や就学前の子どもらを支援する「母子保健」と、子どもへの虐待防止や支援が必要な家庭への「児童福祉」という、これまで別々の組織で対応していた分野を一体化したワンストップの相談窓口です。

【新発田市 こども課 沼澤貴子 課長】
「健診に来た時にちょっと保健師に『子育てでこんなことを悩んでる』というつぶやきが児童虐待、福祉を担当している職員からすると『これはもしかしたら、虐待とまではいかないけどそういう危険性をはらんでいる相談とかつぶやきだったかもしれない』と同時にキャッチできる」

新発田市では去年4月にセンターを開設、親子を支援する組織が一つになったことでこれまで以上にスピード感を持って対応できているといいます。

【利用者】
「歯磨き、いつからしていいのいか分からなくて聞きに来ました。気軽にこうやってこられるからいいなと思う」

育児相談は予約なしでも可能で、常駐する保健師に子育ての疑問や不安を気軽に相談することもできます。