北陸新幹線の金沢ー敦賀間が延伸開業しました。JR糸魚川駅でも16日、イベントが開かれ、利用者からは北陸や関西圏との距離が近づいたことを歓迎する声が聞かれました。

福井県のJR敦賀駅では16日、東京行きの一番列車出発に合わせセレモニーが行われ多くの人が駆けつけました。

北陸新幹線の延伸開業により最短で東京ー敦賀間は3時間8分で結ばれます。


一方…
新潟県の糸魚川駅のホームには糸魚川にゆかりのある ゆるキャラ『ジオまる』『ブラック番長』など7体が集合。敦賀や東京方面に向かう「はくたか」が来ると手を振って出迎えました。

糸魚川市が延伸をきっかけに、さらに観光客を呼び込もうと企画したもので市の担当者は関西方面からの誘客に期待を寄せています。

【糸魚川市商工観光課 大西学 課長】「今以上に関西が近くなった。特に糸魚川は新潟県の西の玄関口になるので、これから一層関西圏との交流を図っていきたい」

隣の上越妙高駅でも関西方面から来た人たちの姿が。
【大阪から家族を訪ねて来た人は】「何度かこの電車で来たこともあって、その時はもっと乗り換えに時間かかったりとか、けっこう手間だったんですけど、今回早く来られたので良かったです」

今回の延伸開業で、東京ー敦賀間を走る「はくたか」は1日5往復し糸魚川駅と上越妙高駅にも停車します。