2月から春闘が本格化します。労使交渉を前に連合青森は30日、経営者団体に2023年を上回る賃上げを求めました。

青森県内最大の労働者団体・連合青森の塩谷進会長は30日、県経営者協会の七尾嘉信会長に2024年の労使交渉について申し入れました。

要求基準では、定期昇給を含む賃上げ分5%程度に、中央との格差是正分と1%を加えた6%以上、金額にして1万4700円以上とする目標です。

2023年の春闘での平均妥結額は、前の年から2519円増加の6598円、平均賃上げ率は1998年以来の2%台になりましたが、連合青森では持続的な賃上げを求めています。

連合青森 塩谷進会長
「経済ステージの転換を図る正念場だと捉えて対応していますし、中小企業の価格転嫁ができるような環境作り・機運作りも含めて、連合青森が中心となりながら対応していきたい」

また、県内の最低賃金は全国37位の時給898円と依然低いため、1200円以上を目指して格差是正を求めています。

これに対し県経営者協会は、賃上げをしなければ人材の県外流出を招くことに理解を示しつつも、賃上げへの明言は避けました。

県経営者協会 七尾嘉信会長
「県内の中小企業は経営基盤が非常にぜい弱な企業が多いです。そういった中でどこまでの対応ができるか、大企業と同じような足並みを揃えた対応は難しいのではないか」

県経営者協会は、3月12日の労使交渉懇談会で見解を示すとしています。