政府の地震調査委員会は青森県東方沖と岩手県北部を震源とする地震について、40年以内に「50%程度」で発生する確立があると発表しました。

地震調査委員会は毎年1月1日を基準日として、発生が想定される地震の確率について計算して発表しています。

これによりますと、青森県東方沖や岩手県北部を震源とする地震はマグニチュード7.9程度と想定されています。

40年以内の発生確率は「50%」となりました。2023年に計算された「40%~50%」から引き上げられました。

なお、30年以内は「10%~30%」。20年以内は「1%~20%」と前回と変わっていません。

地震調査委員会は発生確率が低くても地震が発生しないことを意味しているわけではなく、日ごろから耐震補強や家具の固定などの対策を講じるよう呼びかけています。