青森県が誘致を進めている「核融合発電」についてです。
文部科学省は、燃料となる放射性物質「トリチウム」を扱う試験施設を六ケ所村に整備する方針を固めました。
トリチウムを大量に扱う試験施設は国内初です。
松本洋平 文部科学大臣は28日、核融合発電に関連する試験施設を六ケ所村に整備する方針を発表しました。
松本洋平 文部科学大臣
「六ケ所村の皆さんのご協力もいただきながら、我々もフュージョンエネルギーの研究、そして実用化に向けた取り組みを進めていきたい。今回のことも新たなきっかけにしながら、ぜひ力強く進めていくために、またお力をいただければ」
核融合発電は、水素などの原子核を融合した際に出るエネルギーを発電に利用するものです。
その燃料となる放射性物質「トリチウム」を扱う試験施設について、文部科学省は、六ヶ所村にある量子科学技術研究開発機構に整備する方針です。
研究所の南側の敷地を拡張して整備するため、関連する経費を来年度予算の概算要求に盛り込みました。
土地の取得と建設費あわせて総事業費は60億円以上となる見通しです。
トリチウムを大量に扱える試験施設は国内初で、来年度の着工を目指して民間の企業も利用できる研究拠点とする方針です。
青森県の宮下知事は2026年7月に内閣府・経済産業省・文部科学省を訪れ、六ヶ所村のむつ小川原地域を核融合発電の技術開発拠点に位置付けるよう求めていました。
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