青森県の県南地方に春の訪れを告げる「八戸えんぶり」が17日に開幕しました。烏帽子を被った太夫たちが、熱き舞を披露して沿道の観客を魅了しました。
八戸えんぶりは、800年を超える歴史があるとされる県南地方の郷土芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
初日の17日は、34組のえんぶり組が八戸市の中心街に勢ぞろいし、一斉に舞う「一斉摺り(いっせいずり)」が披露されました。
豊作を願って色とりどりの烏帽子を被った太夫や、色鮮やかな衣装に身を包んだ子どもたちが「種まき」や「田植え」などコメ作りの動作を表現した舞を繰り広げると、沿道に詰めかけた観客からは拍手が送られていました。
盛岡から訪れた人は
「農家の仕事のなれそめのようなものを感じるお祭り。盛岡にもいっぱいお祭りはあるけれども、えんぶりは全然違うお祭りだなと思った。ずっと残してほしい。来年も来ます」
八戸から訪れた人は
「ダイナミックな舞がいっぱい見られて、(体が)あたたかくなった。騒がしくて楽しくなるところが一番魅力的」
手作りの烏帽子をかぶって目を輝かせる子どももいました。
八戸から訪れた親子は
「この子が獅子舞と神楽が好きなので、印刷して(手作りの烏帽子に)貼りました。今年も楽しく見られましたね」
「(娘が)八太郎の名物のえびす舞のおじいちゃんが大好きで、録画しているものを家で見ている。本番だと恥ずかしくて何もしないが、家だといつも踊っている」
母親
Q.楽しかったね?
娘
「うん」
八戸えんぶりは2月20日まで行われ、期間中は「かがり火えんぶり」などが披露されます。












