1年後に迫った「あおもり国スポ」についてです。
この週末に大会の機運を高めるイベントが開かれ、卓球の“愛ちゃん”ことオリンピアンの福原愛さんが子どもたちに指導しました。
イベントには、競泳や空手などのオリンピックメダリスト6人が参加し、青森県内の小学生210人を対象としたスポーツ教室で、それぞれが講師を務めました。
このうち、卓球教室に登場したのは“愛ちゃん”でおなじみ福原愛さん。
オリンピック4大会連続出場で、2つのメダルを獲得した“レジェンド”は、一人一人に合わせたアドバイスをしていきます。
福原さんは、音が鳴らないほどボールに回転数がかかると指導。
さらに、ラケットの動かす範囲を意識しながらフォームを安定させたうえで、ボールの軌道を低くして打つなどのポイントを伝えました。
参加した小学生
「前は(ドライブの)回転がかけられなかったけれども、教えてもらったら(ドライブの)回転がすごくかけられるようになった」
「(力を)抜いて当てるだけで入るということを丁寧に教えてもらった。今教えてもらったことを生かして、全国大会に行けるようにしたい」
幼少期から世界で活躍した福原愛さんも、青森山田高校時代の2005年に青森県代表として国体(岡山)に出場。特別な大会だったといいます。
福原愛さん
「少年女子の団体戦で優勝することができたが、青春時代の思い出の1ページなので、大きくなってからも思い出すすごく“すてきな大会”だった。出場する選手の方にも思い出になるような大会になってほしい」
2026年10月10日に開幕する「あおもり国スポ」では、世界に羽ばたいていくジュニアのアスリートの活躍にも目が離せません。