気象庁の天気図をみてみると、日本の南東側には“台風のたまご”である熱帯低気圧が発生しています。また、2日午前9時までには日本の南側の「熱帯じょう乱」が「熱帯低気圧」に変わる見込みです。2つの「熱帯低気圧」は今後、発達すると台風に変わる可能性もあります。
『熱帯じょう乱』は、熱帯地方で発生した大気の乱れです。
最新の「雨と風の予想シミュレーション」をみてみると、日本の南東側の「熱帯低気圧」と、日本の南側にある『熱帯じょう乱』は、来週にかけて徐々に北上していくのが確認できます。
4日~6日にかけての「雨と風の予想シミュレーション」を見てみると、2つは徐々に北上していく見込みで、大きな雨雲の塊の周りの風が、徐々に渦を巻いていくのがみてとれます。今後、このような対流活動がより活発になっていくと、「熱帯低気圧」は『台風』へと発達していく可能性があります。
台風にまで発達した場合には、2025年では3つ目の台風、「台風第3号(ムーン)」が発生することになります。
※【5日先までの雨と風の予想シミュレーション】は、関連リンクからご覧いただけます。

