ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている、青森県八戸市の蕪島にウミネコが続々と飛来し、春を告げる鳴き声が響いています。
蕪島には毎年、春先~夏頃にかけて子育てのためにウミネコがやってきます。
2025年は2月ごろから飛来がはじまり、現在、徐々に数が増えていて、島中に春を告げる鳴き声が響いています。蕪島のウミネコは、島の頂上にある「蕪嶋神社」の弁財天の使いとして古くから大切にされていて、その生態を間近に観察することができます。
訪れた人たちは、なわばり争いや繁殖に向けてつがいになったウミネコの様子を見ながら、春の蕪島の景色を楽しんでいました。
観光客は
「かわいい鳥がきれいだったり、すごい。とてもうれしかったです」
「初めてきました。(ウミネコは)ちょっと怖かったです」
「すごいですね。距離が近くて。久々に(蕪島に来ました)」
ウミネコたちはこれから巣作りを始めて、このまま暖かくなれば、4月中旬にも「産卵シーズン」を迎えるということです。