青森市にある「スーパーふじわら」の2店舗が現在、閉店セールを行なっています。関係者によりますと、「ふじわら」の店舗は営業を終えたあと、県内の大手スーパー「マエダ」が買収し、事業を引き継ぐことがわかりました。
青森市にある「スーパーふじわら浪館店」と「戸山店」の2店舗は、現在閉店セールを行っています。
営業は今週末ごろまでの予定ですが、商品が無くなり次第、閉店するということです。
関係者によりますと、閉店する2店舗について、県内の大手スーパー「マエダ」が21日付で買収しました。
「スーパーふじわら」の2店舗の従業員は、パート・アルバイトも含めて本人の希望にそいながら「マエダ」が雇用を引き継ぐ計画です。
「スーパー藤原」は、1964年に株式会社が設立され売上高は2024年3月時点では約17億円ありましたが、人手不足などを理由に2024年6月には青森市栄町にある本店が閉店していました。
民間の信用調査会社帝国データバンクは、「近年はドン・キホーテやロピアを始め県外から大型スーパーが進出したことなどで小売業界の競争は激しくなっている」とみています。
【追記】21日午後4時44分
事業買収した理由についてマエダは、「シェアの拡大を図る中、店の規模としてもちょうど良く住民にとってはなくなったら困ると考えたため」としています。