豪雪で、青森県内の農家も対応に頭を悩ませています。リンゴの木に積もった雪を落とす作業をしていますが、被害が相次いでいます。
幹が真っ二つに折れたリンゴの木。
弘前市相馬地区の石岡昭夫さんのリンゴ園です。
豪雪となったこの冬、確認できただけでも9本の木が折れています。
石岡さんも何度か木に積もった雪を落としていましたが、2025年の雪は湿って重く、木に張り付いているといいます。
リンゴ農家 石岡昭夫さん
「(被害があるのは)9本くらいで、そのうち4本は全壊」
県りんご協会には、これまでに「枝折れ」や「幹が裂ける」などの被害が数十件寄せられていて、8日に豪雪対策本部を12年ぶりに設置。農家へ雪下ろしを呼びかけながら、県や市町村には一般道路の除排雪が整い次第、農道もできるだけ早く除排雪を行うように要望を続けていく方針です。