9日午前、青森市の国道で患者を運ぶために緊急走行していた救急車が軽乗用車にぶつかりました。けが人はいませんでした。

事故があったのは、青森市西田沢の国道280号バイパスで、9日午前10時すぎ、今別町から患者を搬送するために緊急走行していた救急車が、停止して道を譲った軽乗用車を追い越す際にぶつかりました。けが人はいませんでした。

中澤美寿妃 記者
「あちらが救急車が衝突した現場です。路面を見ますと、雪が溶け氷になっていて、このように非常に滑りやすくなっています」

消防によりますと、運転していた消防職員は「凍結した路面でスリップした」と話しているということです。

目撃した人は
「(救急車が)追い越そうとして、ハンドルをきった状態で曲がりきれないでぶつかった。救急車が抜け出せない状態になっていたので、フォークリフトで引っ張ってここ(駐車場)に持ってきていた」

運ばれていた患者は、付近を走っていた別の救急車にすぐに乗り換えたため、容体に影響はなかったということです。