大雪に伴い、青森県内では除雪作業中と見られる死亡事故が相次いでいます。
5日午後、弘前市貝沢沢辺の空き家の敷地内で、板柳町福野田の自動車整備士・葛西浩司さん(70)が雪に埋もれているが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察によりますと、5日午前、葛西さんが空き家の屋根の雪を下ろしているが目撃されていて、作業中に誤って転落したか、落ちてきた雪に巻き込まれたかなど事故の原因を詳しく調べています。
弘前市は5日午前2時に、1月として観測史上最大の積雪115センチに達し、記録的な大雪となっています。
また、4日には板柳町深味で、近くに住む農業・八木橋俊一さん(75)が用水路の水につかった状態で見つかりその後、死亡が確認されました。当時、八木橋さんは、屋根に積もった約2mの雪を1人で下ろしていたということで、警察は、誤って転落したと見ています。いずれの事故も命綱やヘルメットの着用はなかったということです。












