年の瀬を迎え、青森県つがる市の工房では2025年の干支「巳」、「ヘビ」にちなんだ絵馬づくりが佳境を迎えています。製作に必要な集中力を高める方法は大好きな「レゲエ音楽」でした。
青森ヒバの板に2025年の干支「ヘビ」がトグロを巻いて立体的な形で浮き上がるのは、津軽屏風山彫干支絵馬です。
製作するのは、つがる市木造出来島地区の糸鋸工芸館の作家・長内正春さん(70)です。
神経を研ぎ澄ませるこの作業に欠かせないのは、30年以上愛用しているこの「電動糸鋸」。作業しやすいように埃を吐き出すためのドライヤーや、電灯を取り付けています。
そして、もう1つ。ヘッドホンから流れる『レゲエ音楽』です。
機械の音が大きくて気持ちが落ち着かない時は、大好きな「レゲエ」を聞いて集中力を高めると言います。
こうして1枚の板と向き合い、5つのパーツそれぞれを異なる角度で切り出したあと組み上げれば、屏風山彫の特徴である立体的なヘビの完成です。
糸鋸工芸作家 長内正春さん
「来年は今年より良くなるように願いを込めて作っています。ニョロニョロは気持ちが悪いような感じなので、トグロを巻いて、そのトグロも縁起の良い小判型にして首を前に出しているのが新しいデザインで、切り方を発見して良かった」
「津軽屏風山彫干支絵馬」の制作は年内いっぱい続けられ、糸鋸工芸館で1つ3000円(税込み)で販売されます。












