青森県内で48人が犠牲となった十勝沖地震から56年となるのを前に、当時4人の生徒が犠牲となった南部町の中学校で慰霊祭が行なわれ、生徒たちが犠牲者を追悼するとともに、防災への意識を高めました。
1968年5月16日に発生したマグニチュード7.9の十勝沖地震。当時の状況を伝える映像には、被害の大きさが鮮明に残されています。
この地震で、県内では46人が死亡。2人が行方不明に。このうち南部町では、旧・剣吉中学校の裏山で、がけ崩れが発生し土砂に巻き込まれるなどして当時、中学生だった4人が犠牲になりました。
その学校の跡地に建立された地震観音像で、9日に慰霊祭が行われ、亡くなった生徒が通っていた中学校と合併した名川中学校の1年生46人が、焼香や献花を行って犠牲者を追悼しました。
名川中学校 小山田結南さん
「(地震で)建物に潰されると聞いたことあるんですけど、今回(十勝沖地震)の地震の場合、崩れてなくなったという人がいると聞いて、いろんなところを視野に入れないとだめだなというのを感じました」
名川中学校 松山祐誠さん
「これからの自然災害や地震について、避難訓練を真面目に取り組んで、後輩に伝えて行きたいと思います」
参列した生徒たちは、記憶を風化させないように後世に伝えていくとともに、防災への誓いを新たにしていました。












