自身の「強迫性障害」について公表している、俳優の佐藤二朗さんが、SNSを更新。
自身の状況について説明すると共に、周囲から寄せられた激励の声へ、感謝の思いを綴りました。

佐藤二朗さん



佐藤さんは「『公表したら、急に周りの人たちが俺に優しくなった』と笑い話にしてるが、肝心の妻は昔ながらの塩対応で、それはなぜかというと復調したからで、元々ここ10年ほぼ支障なく過ごせてたので、もう心配ご無用。お騒がせしてごめんなさいと、その10倍ほどの『ありがとう』を皆様へ。」と、その思いを明かしています。 

佐藤二朗さん



佐藤さんは5日、自身のSNSに「病。キツイ。マジでキツイ。そのメンタルの病に、世の中で一番大事な『家族』と、世の中で一番大事な『芝居』を、絶対に、絶対に、侵食されぬよう、僕は生きるか死ぬかで、全身全霊で生きる。恐らくは、それしか僕の生きる道はないから。」と、投稿。

そして6日、SNSを更新し「『強迫性障害』。小学生時に発症。」と、明かしていました。

更に「あまりにキツく『memo』という映画をつくる。根治を諦め、共生を決める。が、昨夜酔い、書いたら少しは楽になると思い呟いてしまった。侵食されていい。病含め僕。病ゆえの「力」を信じよう。いつか病に礼を言えるよう。ご心配かけすみませんでした。感謝。本当に。」と、綴っていました。

佐藤二朗さん

7日には「昨年の秋頃、10年振りくらいのキツイやつが来て、『でも、だから、だからこそいい芝居になった』と何が何でもしたいと思い『トクメイ』というドラマの最終回撮影にのぞみました。」と、投稿。

更に「沢山の励まし、ありがとう。これからも、なるべく、なるべくいい芝居を皆様へ。みんな、愛してるぜ。」と、その思いを明かしていました。

そして昨日、佐藤さんは映画のイベントに登場。降壇の際、報道陣から体調を気遣う声が掛けられると、佐藤さんは”大丈夫です。大丈夫です”と笑顔で答えていました。


【担当:芸能情報ステーション】