今年度、岩手県内ではクマによる人身被害が相次いでいます。盛岡市で12日、小学生とその保護者を対象に、人身被害を未然に防ごうという勉強会が開かれました。
盛岡市動物公園ZOOMOで行われた「ツキノワグマに関する勉強会」には、岩手県内の親子11組が参加しました。
勉強会は、子どもたちにクマを身近に感じてもらうことで、人身被害対策も他人事ではなく自分の事として考えてもらおうと実施されました。
ZOOMOは現在、雌のツキノワグマ2頭を飼育していてどちらも冬眠中です。12日は特別に見学でき、子どもたちはクマを起こさないよう慎重に観察していました。
(小学3年生)
「起きている時は顔とか模様とか見えていたけど、寝ている時は丸まっていておだんごみたいでした」
(父親)
「クマによる被害も多く出ているので、娘と一緒に考えられればと思いました」
参加者はこの後、クマと人間の共存を考えるボードゲームにも挑戦し、これ以上クマによる人身被害が出ないためにはどうすればいいか、考えていました。
注目の記事
柏崎刈羽原発 再稼働容認へ…花角新潟県知事が繰り返す『信を問う』姿勢に“変遷”は「私はこの7年間、判で押したように同じことしか言っていません」

謎の恒星間天体「3I/ATLAS」の新画像 NASAが複数公開「宇宙人・地球外生命体の関与」は否定

「家族がクマに襲われた。血が出ている」クマが突如 頭上の木の上から…顔咬まれた女性は家に駆けこみ…

あま~い誘惑…「別腹」の正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい気持ちに打ち勝つには?医師が解説

【インフルが猛威】北海道内の患者数“警報”に迫る、大規模イベントも背景か…受験生「怖い」「授業に遅れると大変」と危機感 手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を

何者かがいけすに大型肉食魚「アカメ」を放流か...海上保安庁が器物損壊など視野に調べ進める 「何を考えているのかわからない」と業者からは困惑の声【高知】









