“飛散開始”の前に花粉は飛び始めている…

日本気象協会によりますと「花粉の飛散開始日」は、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した最初の日として定義付けられています。

次の図では、観測開始から9日目が「花粉の飛散開始日」ということになります。シーズン始めは花粉の飛散量が少ない上に、天気にも左右されて、観測される花粉の量が不安定となります。

1日おきに花粉が観測される状態が長引いたりすると「花粉の飛散開始日」の認定はなかなかされませんが、現実には既に飛散が始まっていることもあり、花粉症は症状がひどくなる前に対策をとることが大切です。