7日、ユニバーサルミュージックジャパンは公式サイトで、昨年12月30日に亡くなった歌手の八代亜紀さんに対し、出身地の熊本県が「県民栄誉賞」・同じく出身地の八代市が「八代市名誉市民」を贈呈する運びとなったことを公表しました。

熊本県は、八代さんの歌手・画家としての活躍のみならず、2004年に就任した「くまもと誘友名誉大使」第1号としての観光振興などへの貢献や、熊本地震・令和2年7月豪雨災害での被災地支援に対して「県民栄誉賞」を贈呈するとしています。

また八代市は、平成15年より開催の「八代亜紀絵画コンクール」による文化振興・平成19年に就任の「八代よかとこ大使」での観光振興・そして地震や水害での被災地支援といった貢献に対して「八代市名誉市民」を贈呈するとしています。

八代亜紀さん

【熊本県 コメント】
熊本県「県民栄誉賞」に関して
本県ご出身の八代亜紀さんは、昭和46年の歌手デビュー以来、数々の名曲を豊かな表現と情感あふれる歌唱で日本レコード大賞を受賞するなど、日本を代表する歌手として活躍をされました。
画家としても活躍され、フランスの国際的な美術展「ル・サロン」で5年連続入賞を果たし、地元の八代市では自身の名前を冠した絵画コンクールを定期的に開催されるなど、地域づくりや文化振興にも貢献されました。
2004年には、「くまもと誘友名誉大使」の第1号に就任いただき、本県の観光・物産振興のほか、教育活動にも積極的に貢献されました。
また、熊本地震や令和2年7月豪雨災害では被災地を何度も訪れ被災者を慰問されるなど、県内外の災害支援に熱心に取り組まれました。
このような御活躍・御功績は、国民的規模での敬愛と感動を与え、県民の大きな誇りとなるものです。
これらを讃え、八代亜紀さんに「県民栄誉賞」を贈呈します。

【八代市長 コメント】
本市では、本日、昨年12月30日に御逝去された八代亜紀さんに八代市名誉市民の称号をお贈りすることを決定しました。八代さんは、日本を代表する歌手として長年活躍され、数々の名曲と歌声で多くの人に感動を届けてこられました。絵画にも造詣が深く、画家としても国内外で高い評価を得られており、平成15年からは「八代亜紀絵画コンクール」を開催されるなど、本市の文化振興にもご尽力いただきました。
また、平成19年には「八代よかとこ大使」にご就任いただき、本市のPRや魅力を多方面に発信いただくなどの多大なる貢献に対し、平成27年には八代市民栄誉賞をお贈りいたしました。
さらに、社会貢献活動にも熱心で、熊本地震や令和2年7月豪雨災害では、被災地での無料コンサートや仮設住宅訪問など、被災者に勇気と元気を届けていただきました。
このように、八代さんのこれまでの御活躍、御功績は大変顕著なものであり、市民の皆さんが郷里の誇りとして、深く尊敬に値することから、市町村合併後では初となる八代市名誉市民の称号をお贈りすることがふさわしいと判断いたしました。
なお、八代市名誉市民への推挙状については、準備が整い次第、所属事務所の代表の方へお届けする予定です。

【担当:芸能情報ステーション】