ロシアによる軍事侵攻でウクライナから避難した学生が、福岡の中学生や高校生と、戦争や平和について語るサミットが開かれました。
ウクライナ避難民学生「今は地元に私の両親がいます。今は特に電源(電気)がないし、水道も水がないし、ガスもないです」
福岡県太宰府市の日本経済大学で、自分の戦争体験を語ったのは、ロシアの軍事侵攻でウクライナから避難した学生です。
大学が受け入れた避難民学生や、系列のリンデンホールスクールの生徒たちは、全国の中学や高校の生徒と平和の大切さを語り合う活動をスタートさせました。
1回目のサミットを18日に地元の福岡で開催し、どうすれば戦争を阻止できるか、戦争を繰り返すのはなぜなのかなど、積極的に意見を交わしました。
リンデンホールスクール中高学部高校3年 都築マリ彩さん「自分たちと同じ世代の人たちが、こんなに悲惨な思いとか、苦しい思いをしてるんだなってことを、少しでも知ってほしいっていう気持ちがあります」
活動に参加する学生と生徒は、ウェブサイトや公式SNSで取り組みについて発信するほか、今後、東京や北海道などでもサミットを開催する予定です。
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