ツキノワグマによる人身被害が深刻な状況を受けて岩手県は来年度、より精密な生息数の調査や、市街地出没時の対応訓練を行うなど、対策を強化していくことが分かりました。
これは31日に行われた県環境審議会の中で報告されたものです。県は、今年度ツキノワグマによる人身被害は49人に上り、このうち2人が亡くなっている県内の状況を説明しました。その上で、来年度の当初予算にクマ対策として、より精密な生息数の調査や、今年度も実施した市街地出没時の対応訓練をシチュエーションを変えて実施すること、ハンターの技術向上に向けた講習会を行うことなどを盛り込む方針を明らかにしました。一方、委員からは、秋田県に倣い、クマ対策の専門職員を県に配置することが提言され、さらなる対策強化の声があがっていました。
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