自民党の派閥の裏金問題をめぐり、安倍派に所属する小森総務政務官と加藤国交政務官が辞任する意向を固めたことがわかりました。

政府関係者が明らかにしたもので、2人は安倍派の裏金問題をめぐり、新たに収支報告書の不記載が発覚したとして近く辞表を提出するということです。

後任はまだ決まっておらず、きょう中に人選を進めるとしています。

安倍派はきょう、政治資金収支報告書の訂正を総務省に届け出ますが、この訂正内容の中に2人も含まれているとみられます。

安倍派の政務三役をめぐって岸田総理は、去年12月に閣僚と副大臣らを事実上更迭する一方で、問題がないと主張する政務官については留任させていました。