ひと足早く春を感じてもらおうとJAつがる弘前が、つぼみがほころび始めた啓翁桜の枝を青森県弘前市に贈りました。
啓翁桜は真冬に花が楽しめるサクラとして人気です。25日はJAつがる弘前の丸岡義昭常務たちが弘前市役所を訪れ、つぼみがほころび始めた啓翁桜の枝30本を櫻田宏市長に手渡しました。
JAつがる弘前では、1995年からリンゴ農家の冬の農閑期の収入を確保しようと栽培していて、おもに東京の大田市場に出荷されています。2024年は19人の生産者が栽培した約3万本を出荷することにしています。
JAつがる弘前 丸岡義昭常務
Q.今年の花の出来は?
「最高の仕上がりになっていると思う。市役所を訪れた際に見てもらって心をいやしてもらえれば」
啓翁桜は玄関など比較的気温が低い場所では1か月ほど、暖房された室内では1週間から10日ほど花が楽しめるということで、早速、市役所の市民防災館の玄関に飾られて、市民を出迎えていました。