高校生が模型ロケットの打ち上げ技術を競う大会「福島ロケットチャレンジ」が福島県内で初めて開催され、第1回大会には、福島工業高校、小高産業技術高校、そして福島高校から4チーム、合わせて16人の高校生が出場しました。

この大会は、若者に宇宙への関心を高めてもらい、新たな産業を生み出す人材を育てようと開かれました。
合同チームを含めて3チームが参加する福島工業高校。放課後、模型ロケットの製作のため、福島高校の1年生がやってきました。
大会10日前。模型ロケット製作は佳境を迎えていました。福島工業高校からは、合同チームのほかに、2つの1年生チームが出場します。授業で学んでいるものづくりの技術を応用して”大会で勝てる”ロケットを作ります。こちらのチームは、ロケットの一部に軽くて加工がしやすい木材を使うことにしました。
唯一の合同チームROCKET(ロケット)は、福島工業高校定時制の生徒と福島高校の生徒が力を合わせます。合同チームのメンバーは、福島高校の1年生ふたりと福島工業高校定時制の4年生合わせて3人です。設計や組み立てなどそれぞれ得意な分野を担当しています。
福島高校1年生「ロケットの大きさとかロケットにつける羽の大きさとかm重心の位置を計算してふたりに作ってもらっています。」
福島高校1年生「ぼくはこのパイプのチューブの部分とか、やすりがけとか細かい部分をやりました」